歯周病は予防が重要!

鎌ヶ谷市、馬込沢の歯科医院「あおぞら歯科クリニック鎌ヶ谷院」です。

歯周病は自覚症状を感じることなく、知らないうちに少しずつ進行していく怖い病気です。

そのため、早期発見・早期治療が必要となるので、歯科医院での定期的なメンテナンスの受診が重要になります。

 

歯周病について理解を深めるために、歯周病の症状が進む原因についてまとめてみます。

歯周病について

歯と歯ぐきの間をきちんとブラッシングしていないと、そこに細菌が溜まり炎症が起こります。そして、赤くなったり腫れたりしますが、痛みを感じることはほとんどありません。さらに進行が進むと、歯を支えている歯槽骨という骨が溶け、歯がぐらつき歯を失うことに繋がります。

 

歯周病の症状が進む原因

食べ物の残りかす

歯周病の症状が進む第一の原因は「食べ物の残りかす」です。

食べ物の残りかすは、栄養分が豊富なため細菌にとって最高の栄養となります。

 

細菌

細菌の増殖により歯ぐきや歯槽骨が炎症を起こし、炎症が進むにつれ細菌がどんどん増え、攻撃力が強まることによって歯周病がさらに進行します。

 

歯石や歯垢

歯の周りに付く細菌性の歯石や歯垢が歯周ポケットに入り、そこで増殖することにより歯周病が進行します。

 

噛み合わせの悪さ

噛み合わせが良くないと、体のバランスが整わないため、頭痛や肩こり、めまい、食欲減退などが日常生活に支障が出ることがあります。更に歯周病を進行させる原因にもなり得ます。

 

歯周病の進行を予防

食後の歯磨き

歯周病の要因として歯垢が挙げられますが、この歯垢を溜めたり、増やさないために正しやり方での歯磨きが大切です。

歯磨きは、力を入れすぎずに、歯ブラシで円を描くように優しく小刻みに動かすようにしましょう。

毛先を上手に使い歯磨きすることで、効果的に歯垢が取り除けます。

歯は凹凸があるので、歯と歯の間や裏側を歯磨きするときは小刻みに動かさないと毛先が届きづらいことがあります。

また、歯垢は粘着性があるので、1つの歯につき10~20回程度磨くのが理想です。

毎食後の歯磨きが重要ですが、もっとも大切なのは寝る前の歯磨きです。

 

歯科医院の定期検診

歯周病は再発しやすい病気です。歯周病はかかってしまうと、治療である程度状態がよくなっても、溶けてしまった骨が元に戻ることはありません。

ブラッシングやメンテナンスをおざなりにすると、再度細菌が活動を始めてしまい歯周ポケットは深くなり歯周病が再発してしまいます。

ご自身で上手に歯磨きをしても、残念ながら全ての細菌を取り除けません。また、歯周ポケットの深い部分は、歯磨きだけでは取り除けません。

定期検診を受けることで状態をしっかり管理することが必要です。歯科医院に確認しながら数か月ごとに検診を受けましょう。

歯科医院で定期的なメンテナンスを受けることで進行を食い止めることをお勧めします。

 

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