フッ素について

  • 鎌ケ谷市のあおぞら歯科クリニック鎌ヶ谷の歯科衛生士のEKです。

今回はむし歯予防でよく聞くフッ素について簡単にお話しますヾ(*´∀`*)ノ

 

【フッ素の働き】

●酸の産生を抑制
歯磨きで落としきれなかった歯垢(プラーク)が作るむし歯の原因菌の働きを弱め、歯垢が作る酸の量を抑える。
●再石灰化の促進
歯から溶け出したカルシウムやリンの再石灰化を促進。
●歯質強化
歯の表面を酸にとけにくい性質に修復。
特に乳歯や生えたての歯は軟らかいので、フッ素配合のハミガキ剤がおすすめ。

【フッ素配合歯磨剤の使用の注意点】

●歯磨き後のすすぎ
10~15mlの水を口に含み、1回程度すすぐことがおすすめ。口の中により多くのフッ素が残り、むし歯の予防に効果的に働きます。
子どもの場合は、ひとりですすぎができるようになってから使用しましょう。
出来ない場合は歯ブラシの後にコーティングするタイプのフッ素ジェル(チェックアップジェル )がおすすめ。

最後に大人になると、不規則な生活や、歯科治療などにより2次むし歯(治療済の歯が再度むし歯になる)になりやすく、むし歯リスクが上昇することがあります。また年齢が進むにつれ、歯周病によって歯茎が下がってしまい、セメント質とよばれる表面が弱い部分が露出し、むし歯になりやすくなります。歯科研究では、フッ素配合ハミガキ剤を使うと歯の根元のむし歯を67%も抑制可能という結果も存在します。

なのでフッ素ケアは子どもだけでなく大人にも非常に大切なケア方法なのでぜひフッ素配合歯磨剤を使ってホームケア、定期検診でむし歯予防・早期治療していきましょう‎٩( ᐛ )و